パリ五輪でメダル獲得を狙うフェンシングサーブルの木村毬乃選手にインタビュー

今回はパリ五輪でメダル獲得を狙うフェンシングサーブルの木村毬乃選手にインタビューしていきます!

フェンシングサーブルとは

ハンガリー騎兵隊の剣技から競技化した種目。フルーレとエペが「突き」だけの競技であるのに対し、サーブルには「斬り(カット)」と「突き」があります。ルールはフルーレと同様「優先権」に基づいていますが、「斬り」の技が加わる分、よりダイナミックな攻防が見られます。

引用:日本フェンシング協会HPより https://fencing-jpn.jp/about/

フェンシングにはサーブル以外に、エペ、フルーレという種目もある。

木村選手とフェンシングとの出会い

木村選手は日本代表として延べ50回も世界選手権にも出場するほどの実力を持っているが、実はフェンシングを始めたのは高校からで最初はフルーレをしていた。

なんとご両親、叔父、叔母も元フェンシングの選手なのだが、「フェンシングをやりなさい」とは言われなかったようです。

日本の上位にいる選手たちに比べ遅くからフェンシングを始めた木村選手だが、高校生のうちに女子サーブルでJOCジュニアオリンピック優勝、そしてインターハイ準優勝という結果を残した。

その後、法政大学に進学してからはサーブル1本で戦っている。

実際に遺伝子検査を受けてみて

元々遺伝子検査には興味があり、自分のカラダの潜在的な能力を知りたかった木村選手は、自分のカラダの感覚と違う結果が出てきたことに驚いた。

例えば、筋肉は遅筋タイプだと思っていたが、速筋タイプだと判明し、自分の感覚では長距離などが得意だと思っていたが、苦手だと思っていた速筋のトレーニングにも積極的に取り組もうと思え、まだまだ伸びしろがあるんだなと感じたそうだ。

サーブルに必要な動作として、前後のステップでは主に下半身の速筋が大事で、「斬る」「突き」動作では腕や背中の速筋も必要になってくる。

検査結果が届いてからの感覚が180度変わり、さらに栄養カウンセリングを受けてかなりの満足感も出たようだ。

栄養カウンセリングで聞きたかったこと

・練習量が多いため、一日に食べる量、食べ方、移動中に食べれるもの。

・逆に家など座って落ち着いて食べられる時に食べるもの

別の場所での二部練など移動が多いため、もともとはコンビニでおにぎりや、サンドイッチ、野菜ジュースなどを買って食べていた。

栄養カウンセリングを聞いてみて

おにぎりなどに加え、チーズやR1なども摂るように指導された。

木村選手はアレルギー体質でもあるらしく、腸内環境の改善、善玉菌の増やし方を食事から改善していくようになり、具体的には様々な種類のチーズを食べるようにしたり、ヨーグルトも一つのブランドのものだけに絞らず食べるようにした。

家で落ち着いて食べられる時はわかめ味噌汁、豚肉サラダも木村選手には必要だとカウンセリングで教えてもらった。

水分摂取の悩み

普段から木村選手は脱水症状気味な感覚があり、多汗症というわけではないが、カラダに水分が足りていない感覚があった。

木村選手には「貯水」という独自の感覚があり、普段の生活では緑茶を多く摂取していたが、カウンセリングでこの悩み水分の吸収率が悪いので、ミネラルも豊富な麦茶を多めに摂るようになった。

今後の目標

木村選手の今の目標はパリ五輪でのメダル獲得。

とにかく練習量が多い木村選手が、遺伝子検査の結果とカウンセリングを通じて、さらなる進化を遂げるのが楽しみである。

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